FX初心者が破産しないためのfx入門|FX会社比較

FXとは‐外貨預金との違いから

今から10年前に改正外為法が出て以来、預金先を国外にする動きがここ日本でも増えてきました。長引く不況下で続く、いわゆる「ゼロ金利」時代は、それに拍車をかけています。

外為法の改正後にまず人気を博するようになったのが外貨預金です。その後、少ない手持ち資金でも高いリターンを得ることが可能だとして、個人にも認められて普及してきたのがF外国為替保証金取引、すなわち、通称FXと呼ばれる投資法です。

 

外貨預金やFXなどグローバルな預金や投資が流行る背景に、長期化する低金利状況があることは言うまでもありませんが、預金である外貨預金とFXとでは、お金の貯め方にかなりの違いがあります。

すなわち、外貨預金は、預けたお金の金利の高さでお金を殖やすという、基本的には国内の金融機関と同じ利殖法であるのに対して、FXというのは、外国為替の取引を通じて利殖を産む方法です。つまり、外国のお金の金利と日本国内のお金の金利の差を使って利益を得ようという利殖法です。

具体的には、金利の高い通貨を買って、金利の安い通貨を売るときには、金利の差額が出てきますが、その差をできるだけ大きくするようにして、利潤を得ようという方法です。金利自体で儲ける利殖法と金利の差で儲ける利殖法という違い、それが外貨預金とFXの違いです。ある面で、両者は正反対の利殖法といえるかもしれません。というのも、預金は金利が高ければ高いほどよいのに対して、FXは、金利が安ければ安いほどよい(他国との金利差がそれだけ大きくなる)ということになるからです。

FXの基礎的知識

FXは外国為替保証金取引、略して外為取引と呼ばれています。外国の金利の高い通貨を買って、国内の金利の安い通貨を売るときに発生する金利差で利殖を産む方法がFXですが、その際発生する金利差をスワップ金利と呼んでいます。

外国の通貨の金利は時間の経過するごとに変わっていきます。そして、その都度、金利差は変動します。これが為替変動ですが、この為替変動に合わせてタイミングよく取引をすると、為替差益を大きくすることが可能になります。特に、日本は現在、世界の中でも最も金利が低いため、利殖法としてFXは有利な手法といえるでしょう。

 

ところで、こうして現在の日本の低金利状態で有利なFXを実際に試してみようとした場合に、前提となる基礎的な知識をみてみましょう。

まずFXを取り扱っているのは、証券会社やFX専業会社などです。金利を利用する点で一見銀行が中心点役割を担うようにもみえますが、株式売買を主たる業務にしている証券会社が中心に取り扱っています。それは、FXというものが株式と同様ハイリスク・ハイリターンという投資や、時には投機に似た性質が強く、取引方法が売りと買いの注文で成り立っているためです。また、取引レートの変更がいつでも可能という点は、取引レートの変更を1日1回とされている外貨預金など銀行取扱い商品と大きく異なっている点です。

FXを知る‐レバレッジ

FXは、外貨の売り買いによって生じる金利差でリターンを得る投資法です。FXを特徴づけるのが、レバレッジ(「てこ」の意味)という方式です。てこは、小さな力で大きな仕事をこなせる器具ですが、これをFXに当てはめると、少ない資金で大きな取引ができる、ということになります。FXの魅力の一つはこのレバレッジにあります。

 

少ない資金で大きな取引をする外為取引(FX)では、この「少ない資金」を証拠金(保証金)と呼んでいます。そして、「大きな取引」ができるとは次のような例を考えておけばよいでしょう。

10万円の証拠金でレバレッジが10倍の場合、10万円×10倍で、100万円までの取引ができるということです。このレバレッジ倍率は外為業者によって変わってきます。一般的には、10倍-20倍に設定しているところが多いようですが、中には、50倍-200倍のレバレッジ倍率が可能な業者もいます。

 

他方、レバレッジ倍率が高ければそれだけ損失額も大きくなることも頭に入れておく必要があります。大きな金額で取引できるということは損失する場合も損失額が大きくなるからです。レバレッジ倍率によって損益が大きくなったり小さくなったりする様子は、まさしくてこの原理を使った遊技具であるシーソーと似ています。

FXを知る‐FXのリスク

どのような投資法でも、ハイリスク・ハイリターン系のものは、あらかじめどのようなリスクがあるのかを知っておくことと、リスクに対する対処法を知っておくことが大切となります。外為取引のFXもそれは同じです。FXにおけるリスクについて次にみておきましょう。

 

まず為替相場からくるリスクがあります。為替相場は常に変動しているので、損失を被る場合が当然あります。この点で注意が必要なのは、レバレッジ倍率を高く設定している場合です。1円の値動きで何十万円という損失が出る場合もあります。

FXでは通貨間の金利差を使って利益を得ることができます。しかし、これは、金利の低い通貨で金利の高い通貨を買った場合で、その逆では損失を被ることになります。金利は各国それぞれの事情というもので各国政府が金融政策の中で変えくる場合があるので予期しない損失を被る場合があります。

 

ただし、為替相場や金利変動によるリスクの場合は、投資家に対して、一定以上の含み損が生じた場合に、警告を発することになっています。これを「マージンコール」と呼びます。

FXの取引は、通常、インターネットを利用して行います。パソコンが故障したような場合や取引業者側のシステムが何らかの理由でダウンした場合では、復旧までの間、取引が停止してしまうので、その間に損失を被る恐れがあります。

このようなリスクに備えて、「ストップロス注文」を利用して、一定以上の損失を食い止めることが可能です。

FXを知る‐FXに慣れる

様々な状況や条件を正確に判断しながら取引を繰り返す必要のあるFXには、「慣れ」というものが必要となります。しかし、慣れる間、捨て金を使わないいけないとしたら、もったいない話で、これではFXに対して二の足を踏むことになるでしょう。そこで、FXに対して、デモトレードが用意されています。

 

デモトレードで大切なことは、利益を出すことよりもむしろ損失を被ることです。トレードで損失を被る場合はどのような場合かを自分なりに判断して、自分なりのルールを作ることです。そのため、実際の取引ではまずしないようなリスキィなトレードをして大きな損失を被ってみるとよいでしょう。ただし、デモトレードと実際のトレードでは異なる面があります。

デモトレードと実際のトレードの違いで最も大きいのは、メンタル面です。デモトレードで生じた損益の結果が実際の損益に影響しないため、メンタル面で真剣になりにくいのです。デモトレードに少し慣れたら、実際にトレードする場合に自分がやるだろう計画の下、投資する金額も実際に予定している額で行い、その結果から反省点を含めて次のトレードへの流れをつかめるように練習してみるとよいでしょう。

また、デモトレードでは実際のトレードの機能の一部が使えない場合もあります。